防災イベントストーブ

特長

  • 災害時のみ室内設置する屋外常用・災害時仮設型の多目的防災薪ストーブ
  • 最大暖房能力はMD30KC:30㎡(20帖)とMD70KC:125㎡(80帖)
  • 煙公害対策として独自の3次燃焼機構(日独米特許)による少煙化
  • 鋼板製で燃料を選ばない(燃焼温度が高く炉を傷めやすい針葉樹や竹も燃焼可能)
  • 多目的利用が可能な羽釜、調理ボックスが標準装備
  • 小型軽量で移動が容易な押手ハンドルとロックキャスター付
  • 平常時にイベントや食育・火育で活用することで防災訓練となる(楽しむ備えの原点)

仕様

名称MD30KC(移動式イベント防災ストーブ)
寸法W300×H730×D500mm
重量30kg
薪長さ30cm
暖房能力7200kcal/h 30㎡(20帖)
付属品1.6升羽釜・焼き芋BOX・煙突1m・煙突トップ・灰取り・カギ棒
煙突径120Φ
燃焼方式茂木プレートWによる3次燃焼方式※1
燃料針葉樹・広葉樹・竹・オガライト類・炭・建築端材など
材質本体・焼き芋BOX:SS400 煙突:SUS430 羽釜:木、アルミ
その他キャスター・ハンドルは組み立て式
※1長年にわたる燃焼試験によって導き出された独自の燃焼方式(茂木プレート:日独米特許)により、二次燃焼室、三次燃焼室で渦を巻くように未燃ガスが撹拌され再燃焼します。したがって、排気に含まれる粒子状物質(煙)が大変少なく且つ高温燃焼により暖房能力 が高い燃焼機構となっております。また投入した燃料の未燃焼分も少ないため灰が非常に 少ないのもこの燃焼方式の特徴でもあります。 この燃焼方式のMD140によるばいじんの測定結果は2.1g/hを達成しておりアメリカ環境 保護局(EPA)の2015年基準の2.5g/h以下をクリアしております。
※商品は予告なく品種改良の為に変更する事があります。

主な導入モデル

  • 支援格差の生じやすい中山間地域の避難施設
    生活道路の寸断による孤立等で支援格差が生じやすい中山間地域の避難施設こそ、このモデル の有効性が最大限発揮できます。災害から生活道路の復旧までの間のライフライン喪失対策とし て大変有効です。
  • 避難施設となりうる小~中規模施設
    小~中規模な施設(公民館等)に導入し、地域のイベントで活用いただくことで防災訓練となり、災害時のスムーズな活用が可能となります。
  • 学校教育の場で
    現代っ子達は、火を扱う体験がほとんどありません。食育を通し火育を学ぶ。火を正しく扱うことは生きていくうえで非常に大切なことと考えます。さらに防災を食育・火育に絡めることが防災意識の高まりにつながります。
  • 自治体でのイベントや災害時の貸出備品として
    自治体で複数台所有していただきイベント等で貸し出します。活用いただくことがやはり防災 訓練として機能しますので災害時の運用も非常にスムーズです。
  • 企業の帰宅困難者対策として
    東日本大震災では帰宅困難者が会社に寝泊まりするケースが多発しました。この経験から企業 自身も社員の安全を守るため一次避難所としての機能を持たせる必要があります。
  • あらゆる施設の防災対策として
    道の駅、サービスエリアが防災拠点としての機能を持たせる動きが出てきております。いつどこでも避難ができるようあらゆる施設が防災設備として備えるようお奨めいたします。

運用イメージ

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